借金が返せなくて、家中の家具に差押の札がぺたぺた…。
こんな光景をテレビのドラマや漫画などで見たひともいることでしょう。
借金が返せないと、すぐに浮かんでくるのは持ち物の差押です。
差押とは、債務の返済が滞っている場合に施行されるもので、差押の対象になるのは、不動産、預金、家財、給与などです。
差押は債権者ではなく、国家権力によってなされるのですが、抵当権を設定されている場合や公正証書や委任状を取られている場合には、債権者が差押の強制執行をする権利があります。
その場合、返済が滞って1〜3週間で差押がなされて、土地などが競売などにかけられる場合もあるので注意が必要です。
そうでなければ差押命令は裁判所から来ます。
また給与の差押をされる場合もあります。
給与から税金や社会保険料を差し引いた額が44万円以下なら、その4分の1を、44万円以上だと33万円を越えた額が差押の対象となります。
ただこの基準はある程度債務者の生活状況によって多少融通が利くようです。
ただやはり裁判所から債務者の勤務先に給与差押の書類が送付されるので、勤務先にも知られてしまうことになります。
また再生手続きをすることによって給与差押を回避することも可能のようです。
給与差押を回避するためには、早めに弁護士など法に詳しい人に相談して、手続きを取る必要があります。
差押の仕組みはかなり複雑で難しい様です。
差押に至らない様にするのが一番ですが、返済が滞ってしまった場合は、一人で抱えずに、法をよく知っている人に相談するのが一番でしょう。